世界のECサイト基本情報 |【Vol.02】京东 JD.com(中国ECモール)

【Vol.02】京东 JD.com(中国ECモール)

はじめに

JD.com は 2004 年にJD.comの前身である「Jdlaser.com」が設立し、2014年にNASDAQに上場。現在は世界的に見てもEC市場のシェアでは上位 10 社に入っており、世界ネット企業としてはGoogleやAmazonに次いでTOP3に入っています。過去12年の売上高は150%以上の成長率を誇っており、アクティブユーザーは2億6千万人もいるそうです。
2015年にはJD.comが展開する京東全球購(JD Worldwide)(海外向けのJD.com)の中に、日本製品に特化した「日本館」が開設されました。ソニーやキャノン、カルビーやKOSEなどの有名な日本企業が商品を販売しています。

こちらの記事では、中国で天猫(Tmall)に次ぐ中国No.2の「京东 JD.com」についてご紹介させて頂きます。

基本情報

サイト名京东 JD.com
読み方ジンドン
形式ショッピングモール
サイトURLhttp://www.jd.com/
取引通貨中国元
取引形態B to B to C
設立2004年
売上高1,000億元(1兆7,000億円)(2016年)

特徴

購入者から見た京东 JD.comの特徴は、大きく3つあります。

特徴その1:中国のほとんどを網羅した物流と配送スピード
2007年から自社物流をもち、現在では物流拠点6,906ヶ所、延べ床面積1,200万㎡へと拡大し、中国99%の人口をカバーするほどへ成長しました。平均配達時間は1.3日。最短で6分で配達したという実績もあるほどのスピードを誇ります。

特徴その2:ニセモノを徹底排除
偽造ブランドを許さないというスローガンを掲げており、品質を重視する消費者からの信頼が厚いモールです。

徴その3:中国最大のオンライン直営店
中国最大のオンライン直営店(自社で仕入れて在庫を持ち、消費者に販売)。このようなビジネス形態をとることで、 JD.comは商品に責任をもち、より細やかなサービスへ繋がっていると言えます。

日本からの出店方法

日本から出店は、JD worldwideの場合は中国での現地法人や現地の代理人を用意しなくて良いのは大きなメリットですが、日本の出品者にとって参入障壁の高さを感じさせる要因は下記の3つです。

■保証金(約100~150万円)
■現地返送先住所
■言語の壁

JD.comでは保証金だけではなく月額の費用も発生します。ブランド重視だと言われる中国人からすると、中国でまだ認知度の低い商品は進出してすぐトップセールに並ぶことはほとんどありません。売れるかどうかわからない市場へ、莫大な費用をかけて進出するのはやはり日本の出店者にとって障壁の高さを感じさせる要因であると言えますし、顧客からのカスタマーサポートを中国語で対応するための人員の確保も容易ではないと言えます。

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