欧州Amazon とは

【Vol.09】EU Amazon(欧州ECモール)

画像はAmazon.co.uk

はじめに

EU Amazonとひと括りにしていますが、【Amazon.co.uk(イギリス)/Amazon.de(ドイツ)/Amazon.it(イタリア)/Amazon.fr(フランス)/Amazon.es(スペイン)】の5つのマーケットプレイスを指しています。2017年のジェトロのデータによると、イギリス・ドイツ・フランスではAmazonはシェアNo.1になっており、イギリスとドイツのAmazon市場は日本のAmazonより大きいんですよ。
欧州アマゾンでの出品には下記のようなメリットがあります。

■1つのアカウントで全てのマーケットプレイスに出品することができる
■欧州アマゾンでの月間の訪問者数 1億2500万人へリーチ

今回は欧州Amazonについて、ご紹介したいと思います。

基本情報

サイト名Amazon.co.uk(イギリス)/Amazon.de(ドイツ)/Amazon.it(イタリア)/Amazon.fr(フランス)/Amazon.es(スペイン)
形式マーケットプレイス
サイトURLhttps://www.amazon.co.uk/
取引通貨各国による
取引形態B to B to C
売上141億ドル:ドイツ(2016年)
95億ドル:イギリス(2016年)

特徴

Amazon EUの場合はAmazon.comの記事(Vol.04)で挙げた3つの特徴以外では下記が独特な特徴です。

徴その4:販売者情報の開示
米国Amazonでは出品者情報として、ストア名しかわからないのに対して、欧州Amazonでは、出品者情報として会社名や住所、電話番号、VAT番号などの情報開示義務が発生します。
ちなみに余談ですが、このビジネス情報の開示からの2017年の調査で、欧州のAmazonでは25%が中国の出品者だというデータも出ているそうです。

日本からの出店方法

欧州アマゾンの出品は、現地法人なく開始することができます。月額登録料も€39.00/£25.00なので、月額5,000円という費用感は米国アマゾンとあまり変わりません。Amazon.comと異なる点は下記の2点です。

■VAT登録/番号が必要
■FBA倉庫が3種類ある

VATとは付加価値税と呼ばれる税ですが、VAT番号とは企業が政府機関に登録しているVATの支払者番号のことを意味しています。VAT番号を取得するには、VAT登録が国ごとに必要となります。このVAT番号の目的は、VATの二重支払いを防ぎ、正しい課税地で支払ったり、本来支払わなくてもよかったVATの還付手続きを受けたりする際に用いられ、欧州Amazonでの出品では出品者にこのVAT番号の提出を義務付けています。ヨーロッパの一部の国では、登録する国の税務当局のウェブサイトでオンライン登録できますが、VATを申告するレポートの提出などには法令順守要件が発生いたしますので、ハードルが高いと思われる方は多くいらっしゃいます。
また、FBA倉庫に関しても少し複雑で、どこの倉庫に保管してどこに販売するかによっては上記のVATの問題が発生しますので、初めてAmazonに出品される場合には、まず米国Amazonで実績を積み、輸出に慣れてから欧州をスタートされることをお勧めします。

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