【台湾豆知識】台湾の教育制度と費用(後編)

台湾の教育制度と費用(後編)

台湾出身のルルでございます。台湾の夏は湿度が日本よりずっと高く蒸し暑いので、日本の夏は私にとって過ごしやすいです。
皆様は海外へ留学したことはありますか?本コラムでは台湾の大学と大学院の教育制度について紹介させていただきます。

 

台湾の大学

台湾の大学は授業の内容で分類しますと、普通の大学と職業系の専門大学(科技大学)の2種類があります。一般的に高級中学の卒業生は普通の大学に進学し、高級職業学校の卒業生は科技大学に進学します。高級中学の卒業生が科技大学に進学するケースもあります。
それぞれの大学には国立大学と私立大学の2種類があります。台湾教育部(文部省)の統計結果によりますと、台湾の国立大学の学費(平均)は1年間で58,726元(約216,146円)で、私立大学の学費(平均)は1年間で109,944元(約404,658円)です。日本と比べて、とても安いですよね。
近年、台湾の大学では留学生がたくさんいます。留学生は外國學生(外国人留学生)、僑生(中華圏留学生:香港人、マカオ人、マレーシア人など)、陸生(中国人留学生)の3種類に分けられています。留学生の身分、国籍により学費は異なります。

ちなみに、台湾の大学では交換留学が盛んです。筆者も去年日本に交換留学に来ました。

台湾の大学院

台湾では理学部と工学部の進学率が高い傾向があります。なぜなら商学部と文学部に比べて、理系の院卒と大卒の給料とボーナスは大幅に違い、理系のほうが高給だからです。また、院卒の方が昇進しやすい傾向があるので、台湾では理系のほとんどの人が院に進学します。ただその一方で、商学部と文学部の場合では院卒と大卒の初任料はあまり変わらないため、院への進学率は低いです。

台湾では修士コースは一般的に2年間です。博士コースは4~7年かかりますが、7年かかっても卒業できない方もいます。博士号を取るために、国際ジャーナルに自分の研究成果を発表しなければなければなりませんが、内容によっては投稿を断られてしまう場合もよくあるため、博士号の取得は非常に困難です。

以上が台湾の教育制度の紹介でございます。それでは、次回のコラムをお楽しみにお待ちください。


執筆者プロフィール

株式会社エスプールロジスティクス

営業統括部 企画開発課
陳 
珏如(ちん かくじょ)
あだ名:Ruru(るる)


台湾出身で、台湾のガイド資格(日本語)を持っています。大学は日本語を専攻し、大学院は経営学を専攻していました。
2018年3月にエスプールロジスティクスに入社し、現在は越境ECの営業サポートを担当しています。
常に好奇心を持ち、新しいことを知ろうとして、勉強し続けています。

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