【台湾豆知識】台湾の給料事情(前編)

台湾の給料事情(前編)

台湾出身のルルでございます。私は日本に来る前に、台湾で八年間働きました。今は初めての海外での就職なので、日台企業の文化の差を感じています。
皆様は海外で働いたことはありますか?海外では収入、ボーナス、税金はどのくらいかかるのでしょう?
本コラムは台湾の給料事情について紹介いたします。

台湾人の収入

台湾では2018年に台湾労働基準法を修正し、その結果、現在台湾労働者の最低賃金は月給だと22,000元(79,840円)で、時給では140元(508円)です。
2017年の統計結果によりますと、台湾労働者の平均月収(ボーナス、残業手当含め)は49,989元(181,430円)です。
ただし、台湾財政部(日本の財務省に相当)の2015年の統計結果によりますと、月収が40,000元(145,180円)以下の労働者は58%を占めており、2011年と比べると割合は増加傾向にあります。2016年の統計結果では、月収の平均値は33,502元(121,610円)で、大部分の労働者の月収が33,000元(119,860円)前後だそうです。

月収が50,000元(181,600円)以上の労働者は極一部です。


保険、年金、税金

台湾の労働者は毎月、健康保険、労働保険、国民年金を払わなければなりません。それらの費用は給料から引かれます。
日本では所得税、住民税がありますが、台湾では所得税のみです。台湾は日本と同様に累進税率を採用しており、個人の所得に対して5~40%の税率で課税します。収入が高ければ高いほど、税金の負担は重くなります。ちなみに、年収が540,000元(1,961,380円)以下の場合、適用される所得税の税率は約5%です。

以上が台湾の給料事情の紹介でございます。次回は台湾企業が支給するボーナスと手当について説明します。
それでは、次回のコラムをお楽しみにお待ちください。


執筆者プロフィール

株式会社エスプールロジスティクス

営業統括部 企画開発課
陳 
珏如(ちん かくじょ)
あだ名:Ruru(るる)


台湾出身で、台湾のガイド資格(日本語)を持っています。大学は日本語を専攻し、大学院は経営学を専攻していました。
2018年3月にエスプールロジスティクスに入社し、現在は越境ECの営業サポートを担当しています。
常に好奇心を持ち、新しいことを知ろうとして、勉強し続けています。

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