台湾進出をオススメする理由。文化や市場規模をご紹介

台湾進出、オススメする理由?

エスプールロジスティクスの陳カク如でございます。
皆様は台湾と言うと、どのような印象をお持ちでしょうか?
台湾進出を検討する際に、下記のような理由から断念したり、心配されたりすることはありませんか?
「日本と台湾の文化の違いから、日本の商品は台湾人に受け入れられるのかなぁ…」
「台湾は小さな島国なので、台湾の市場も狭いのでは…」
本コラムは上記のような心配事をお持ちの方に対して、実はそうではないということをご紹介させていただきます。

台湾人の買い物習慣のご紹介

台湾人は品質がいい商品が好きです。台湾人は商品を購入する際、商品の機能や、壊れにくく長く使えることを重視します。そのため、長持ちする日本の電化製品は人気です。

また、前回のコラムでもお伝えしましたが、台湾人の生活は日本の商品と密接に関わっています。日本の味は台湾人にも親しみやすいため、日本のお菓子や調味料などはよく売れています。また、日本人と肌質も近いため、台湾の女性は日本の化粧品が大好きです。日本の化粧品はパッケージも可愛く、品質に優れ、台湾人の肌とも合います。値段は欧米の化粧品ほど高くないので、台湾の女性にとても好かれています。

日本の化粧品があまりにも人気があるので、台湾で一番よく使われているモール「PChome」では日本化粧品専用カテゴリまで設置されました。PChome担当者から話を聞いたところ、PChomeでは日本の化粧品はとてもよく売れているそうです。

PChome24h購物

PChome24h購物トップページ

台湾財団法人資訊工業策進会・市場情報センター(以下MICと略称)調査によりますと、台湾人が買い物したい時、まずは通販サイトで買いたい商品を検索します。よく利用されるモールとして「PChome 24h購物」、「Yahoo購物中心」、「momo購物網」が上位にランクインしています。特に、欲しいものが決まっている場合、4割の人はまず「PChome 24h購物」で検索しています。

台湾EC市場紹介

台湾では実店舗で買い物する方も大勢いますが、インターネットで買い物をする人もたくさんいます。台湾のネットショッピング人口は86.1%を占め、アジア第一位です(世界中第17位)。他のアジアの国のネットショッピング人口は、日本82%、韓国65.2%、中国でも64.8%なので、台湾でECが流行していることがお分かりいただけるかと思います。

では、ネットショッピングの頻度はどれほど高いでしょうか。MICの調査によりますと、台湾人が10回買い物する中で、そのうちの4.5回はネットショッピングを利用しています。一人当たりのインターネットの平均使用時間は4.3時間ですが、その中の1.7時間はショッピングサイトを見ています。つまり、インターネットを使う際、4割の時間はショッピングサイトを閲覧することに費やしています。

台湾の経済部(経済産業省)の統計結果によりますと、2017年実店舗なしの小売業の売上額は2,387億元(8,760億円)、去年より4.8%を増加し、11年連続で成長しています。そのうち、7割はECでの売上げです。売上額は2011年の1,103億元(4,048億円)から、2017年の1,695億元(6,221億円)に増加し、毎年平均で7.4%成長しており、これからも成長し続ける見込みです。ネットショッピングが流行する理由のひとつに、「決済の利便性」があります。ネットショッピングによく使われる決済手段を紹介しますと、第一位はクレジットカード決済(75.7%)、第二位はコンビニ決済(66.4%)、第三位はATM決済(25.2%)です。台湾のECモールでは決済が便利なので、安心して利用することができます。

ネットショッピングの頻度が高い台湾では、EC市場は今後まだまだ成長していくといわれておりますので、EC市場に進出したい方にとって、台湾は利益の獲得が期待できます。

なぜ台湾?お薦めする理由?

まとめますと、過去のコラムでもお伝えしましたように台湾は親日国として有名で、人気が非常に高いので、日本の文化は台湾人にとって大歓迎です。日本国内で人気がある商品は基本的に台湾でも流行っています。機能性と見た目を兼ね備え、長く愛用できることも日本商品が人気の理由で、日本の商品を嫌いな人はいないほど、受け入れられています。そのため、台湾は進出しやすい国だといえます。

また前文にも申し上げたように、台湾はネットショッピング人口が多く、ECモールの使用率が高いため、台湾のEC市場規模は皆様が思っているよりも大きいです。更に台湾のEC市場は成長し続けていますので、今後さらに規模は拡大していくと見込まれています。以上のようなことから、海外市場にチャレンジしたい方に、台湾はお薦めであるといえます。


執筆者プロフィール

株式会社エスプールロジスティクス

経営統括本部 企画開発課
陳 
珏如(ちん かくじょ)
あだ名:Ruru(るる)

台湾出身で、台湾のガイド資格(日本語)を持っています。大学は日本語を専攻し、大学院は経営学を専攻していました。
2018年3月にエスプールロジスティクスに入社し、経営統括本部に配属され、
現在は越境ECの営業サポートを担当しています。
常に好奇心を持ち、新しいことを知ろうとして、勉強し続けています。

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