【台湾豆知識】台湾における外国人配偶者に関する問題|中国語教育などソーシャルワーカーやボランティアたちの活動

外国人のお嫁さんをもらう台湾男性(後篇)

海外出張が大好きなルルでございます。現在は企画開発課に所属し、台湾PChome出品支援を担当しています。
前回のコラムでは外国人のお嫁さんをもらう台湾男性について説明しました。今回は外国人配偶者と結婚して、発生した社会問題についてご説明させていただきたいと思います。

結婚しない=親不孝?

中国語には「不孝有三、無後為大」という言葉があります。親不孝な行為は三つあるという意味で、その中で最も不孝な行為は子孫を残さないことです。台湾人の結婚年齢になっている、或いは過ぎている未婚の方に対して、その親は結婚を催促してきます。息子にお見合いの手配や結婚相手の紹介をします。中華圏の考え方は男性には子孫を残す義務があります。そのため、いい年なのに結婚していない男性へ親はすごくプレッシャーをかけます。

台湾における外国人配偶者に関する問題

結婚は必ずしも幸せになるわけではありません。お金目当ての東南アジアから来たお嫁さんがお金を盗んで逃げた状況もたくさんあります。愛がない結婚だから、妻が浮気することもよくあります。
東南アジアからきた女性の多数は、台湾においての義務教育の水準には達していないことが多いため、台湾ではお金はあまり稼げない傾向にあります。そのため、夫の顔色を伺いながら過ごしています。また、それが起因なのかDVに発展するケースも起こってしまっています。
そして、ほとんどの東南アジアのお嫁さんは中国語が少し話せるけれども、読み書きはできません。そのため、子供の宿題を見てあげられなくて、子供の教育について問題が発生することもあります。そういった子供が学校でいじめられたり、仲間はずれにされたりすることもあるそうです。

とても悲しいです。ただ、幸い、台湾のソーシャルワーカーやボランティアたちが外国人お嫁さんたちに対して援助は行われています。例えば、無料中国語塾を開設し、外国から嫁いできた女性たちに中国語の授業を提供します。

 以上、台湾現地の外国人配偶者の紹介でした。国際結婚はもともと難しいことです。一人で海外へお嫁に来て、とても大変だと思います。皆様、周りに外国人の方がいたら、親切にしてあげてくださいね。


執筆者プロフィール

株式会社エスプールロジスティクス

営業統括部 企画開発課
陳 
珏如(ちん かくじょ)
あだ名:Ruru(るる)


台湾出身で、台湾のガイド資格(日本語)を持っています。大学は日本語を専攻し、大学院は経営学を専攻していました。
2018年3月にエスプールロジスティクスに入社し、現在は越境ECの営業サポートを担当しています。
常に好奇心を持ち、新しいことを知ろうとして、勉強し続けています。

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